蒲田神社[かまだじんじゃ]
蒲田神社からのお知らせ
蒲田神社について
●姫路市広畑区蒲田410-1
御祭神 譽田別命
御神徳 家運隆昌・交通安全・
無病息災・縁結び・安産子育て・
心願成就
祭礼日 10月上旬の土・日曜(秋祭)
当社の御祭神は誉田別尊です。誉田別尊は応神天皇のことで、発田天皇、または堀田天皇といい、「蒲田」を音読みすると「ホッタ」となることから、村名の八幡も蒲田神社から由来すると言われています。
約千六百年前、応神天皇の播磨御巡幸の際、山陰路への往還の分岐する土地に御駐輦になったといわれ、天皇はこの地の明媚な風光を愛でられ、手沼川(現・夢前川)で手をすすがれたり、射目さきの丘(現・東の山)で狩をされるなど、しばしの御駐輦をお楽しみになったといわれています。
『播磨国風土記』にも「誉田天皇巡幸の折、この辺りの河川で手をすすがれたので、川は手沼川と名付けた」と書かれている。後に聖徳を慕う民が社殿を造営し、天皇を奉祀したのが創祀と伝えられています。元の宮地は山所南山の現大歳神社と言われており、慶長年間に上蒲田の現宮地の南西200メートルの宮畑に移り、その後飯塚大庄屋が自らの持山を寄進して社殿を造営したのが現在の蒲田神社です。
明治時代には伏見宮貞愛親王より幣帛料を5回賜ったと記録があり、 また大正6年には神饌幣帛料供進神社に指定されています。