稲荷神社(今宿)[いなりじんじゃ(いまじゅく)]
●姫路市今宿691
御祭神 三崎稲荷大明神
御神徳 家運隆昌・交通安全・縁結び・安産子育て・心願成就
祭礼日 三の午の日(初午祭)
稲荷神社のご祭神は三崎稲荷大明神で、明治年間に廃藩置県により東京より帰ってきた人々が集落を形成してお祀りしていたようです。
大正12年に飼畜場が出来たときに移築した記録が残っています。
牛の放牧場のちょうど真ん中あたりに鎮座していたようです。その飼畜場は現在、姫路市立琴丘高校となっており、校門のそばに社殿が建っています。
飼畜場が出来た後は、現在の宮総代の福井義明氏の先祖である石屋の家系がお祀りをしている。
良質の石が採掘されていたので当時はたくさんの石大工がおられ、50名以上で盛大にお祭りをしていたそうだが、現在は福井氏のみ残り、その家族が初午のお祭りをご奉仕されている。
琴丘高校のグラウンドからは毎日威勢の良い掛け声が響き学生たちが部活動に励んでおり、テスト前になると社殿に手を合わせに来る生徒も多く見受けられます。